プロジェクト 「リアイル」
第四次産業革命で活用されているIoT/AI技術を小売り業界に浸透させて変⾰を起こすことを目的に、リテール分野のIoT/AI技術活用における業界のトップランナーがタッグを組み、 「リテールAIプラットフォームプロジェクト」を発足。(株) Retail AI (プロジェクトリーダー)、サントリー酒類(株)、 (株)日本アクセス、日本ハム(株) 、フクシマガリレイ(株) 、 (株)ムロオの計6社が参画しています(2020年6月現在)。
「リアイル」が目指す社会の変化
本プロジェクトは小売り流通⾰命の構造改⾰を目的に発足いたしました。様々なデータを活用することで今まで出来なかったことが実現できると考えています。具体的には、スマートショッピングカート及びID-POSデータを活用したデジタルマーケティングや、店舗に設置されたAIカメラによる最適な棚づくり、サプライチェーン最適化などを目指しています。企業がお互いの強みをもちデータを共有していくことで、プラットフォームが成立しエコシステムが成立すると考えています。
技術革新だけでなく、生活環境の変化という社会の変化にも本プロジェクトは対応できる考えています。コロナ禍の騒動に伴い、ソーシャルディスタンス導入やリモートワーク促進が行われて、慶応義塾大学
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安宅和人教授から提唱されている「開疎」という言葉のように、今後の生活様式に変化が表れています。スマートショッピングカートはレジ決済機能があるため、非接触で買い物体験を終えることができ、AIカメラ等のIoTデバイスデータを活用することでリモートで商談を行うことを実現できます。このような生活様式の変化にも適合できるような取り組みを行いたいと考えています。
「リアイル」での活動事例
福島ガリレイ
AIカメラデータを活用した発注や顧客動線の可視化が出来るクーラーの開発。 ファシリティ企業として、IoTデバイス(スマートショッピングカート・AIカメラ等) のインフラ構築・メンテナンスを通じた普及への取組み。
サントリー酒類
AIカメラを活用した顧客導線の分析及び、ID-POSデータとSNSを組み合わせたマーケティングへの取組み。
日本ハム
商品開発や棚割りとのデータ連携及び、製造計画に役立つ需要予測への活用についての取組み。
日本アクセス
AIカメラを用いた人流データとPOSデータ、棚の充足率データを基に、発注精度の向上、品ぞろえ見直し等についての取組み。
ムロオ
各社で運用していた物流センターを集約して、資産の共有によってエリア内の物流の全体最適化への取組み。
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詳細は20年2月に行いました発表会について取り上げて頂いたウェブページをご覧ください。
(IT media 様)https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2003/11/news034.html
(MD Next 様)https://md-next.jp/14426
「リアイル」 に参画いただける仲間を募集
製・配・販の枠を越えたこの取り組みで、一人ひとりの”買い物体験”に革命をもたらしたいと考えており、多くの小売業界に携わる方々に参画いただければと思います。ご興味を持っていただけた企業様がいらっしゃいましたら、ページ下部に記載しているアドレス宛にご連絡いただければ幸いです。
お問い合わせ
プロジェクト「リアイル」事務局
info-reail-pjt@retail-ai.jp